タミフルは飲み方に気をつける

添付文書でタミフルの飲み方を理解しておく

タミフルはインフルエンザの治療薬としてよく処方される薬です。タミフルの効果をしっかりと得るためには、添付文書をよく読み、服用のタイミングや飲み合わせについて理解しておきましょう。

タミフルはインフルエンザの治療で使われるケースと、予防のために使われるケースがあります。インフルエンザに感染した場合、服用回数は1日2回で、服用期間が5日間です。そのため病院では合計10錠が処方されます。予防が目的の場合、1日1回の服用を10日間続けます。

錠剤の服用が難しい高齢者や子供にはドライシロップが処方されます。5歳以下の子供だと、リレンザなどの吸入薬の使用が難しいため、タミフルのドライシロップが推奨されるのです。

タミフルにはウイルスを撃退する作用はなく、ウイルスの増殖を抑えることで重症化を抑えます。服用期間を守って服用することで、十分な効果を得られるでしょう。

同じ効果をもつ薬を一緒に飲んではいけない

タミフルを服用する際は、ほかの薬や食べ物との組み合わせに十分注意しましょう。飲み合わせや飲み方を間違えると、危険な副作用が出てしまうのです。

たとえば、漢方薬やハーブは一般的に安全性が高いとされていますが、中には強い成分が含まれているものもあります。風邪や咳止めに使用される麻黄湯や葛根湯などの漢方薬には麻黄という成分が含まれています。麻黄は一般の咳止め薬や気管支拡張薬に使われている成分と同じものです。

麻黄の入った漢方薬と、同じ成分をもつ薬を併用することで、血液中の成分の濃度が必要以上に高まってしまいます。最悪の場合、過剰摂取により心臓に悪影響を及ぼすのです。

タミフルと麻黄湯は問題なく併用できます。インフルエンザの治療の際は、タミフルと一緒に麻黄湯が処方される場合もあります。一緒に飲み続けることでよりよい効果を期待できるのです。