タミフルの飲み方に注意する

体の状態によってタミフルを使えない場合がある

タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬です。タミフルの添付文書では、この薬に対して過敏症を起こした人は使用できないと記載されています。

過敏症とは、免疫が異常な反応を示した状態のことです。以前にタミフルを使用したときにアレルギーのような症状が出た場合、薬の成分が体に合っていないということになります。そのため、過敏症を起こした人はタミフルの服用は避けなければいけません。

また、タミフルを服用するときに気を付けなければいけない点がいくつかあります。慢性的な呼吸器、心臓の疾患を持つ人、糖尿病などの代謝異常がある人や、腎機能の弱い人は注意が必要です。タミフルを服用すると体に強い負荷がかかり、副作用が生じるリスクが高まります。急性腎不全や肝炎、出血性大腸炎を発症する場合もあるのです。

またタミフルは、1歳以下の子供に対する安全性が認められていません。そのため、妊娠していたり、授乳していたりする女性は、タミフルを飲むと子供に悪影響を与える恐れがあるのです。

用法、用量を守って飲む

タミフルはインフルエンザウイルスを抑える薬です。ウイルスが増殖しきる前に服用することで、有効に働きます。一方、体に負荷がかかるため、副作用が生じる恐れがあります。副作用をなるべく避けるためには、添付文書に記載されている使用上の注意をしっかり守らなければいけません。

タミフルは治療が目的の場合、1日2回、5日間飲み続けます。予防目的の場合は1日1回で、10日間飲みます。用量より多く飲むと、嘔吐やめまい、眠気といった症状が起こる可能性があります。逆に飲む量が少なかったり、途中で服用をやめると、ウイルスが再び増殖し、症状が悪化する恐れがあるのです。

タミフルは飲む量が用量より多かったり少なかったりすると、体に悪影響が及びます。そのため、用量を守って飲むようにしましょう。

また、タミフルを服用している間は、アルコールは避けましょう。タミフルは肝臓で代謝されます。アルコールを摂取すると、肝臓に負荷がかかり、薬の代謝に必要な時間が長くなります。ゆっくりと代謝される分、薬の効き目が強くなり、思わぬ副作用を起こす可能性があるのです。